
仁王像ライトアップに感嘆の声
大本山光長寺で御会式万灯練り供養
岡宮の法華宗大本山光長寺(原井日鳳貫首)で十二日、宗祖日蓮大聖人御会式が開かれた。
御会式(おえしき)は日蓮聖人の命日に合わせて行われる行事で、様々な法要や万灯練り供養が行われた。
万灯練り供養は、日蓮聖人入寂の際、桜が朕いたという故事にちなんだ行事。桜を模した灯火入りの飾りである万灯を先頭に壇信徒が行列を組んで本堂への参道を練り歩いた。
境内には、至るところに提灯が下げられ、それに照らし出される参道を進む行列からは壇信徒が打ち鳴らす鉦や太鼓の音のほか、同寺系列の幼稚園と保育園の職員が演奏するアコーディオンの音楽が鳴り響いた。
また、山門の仁王像がライトアップされ、光によって生み出される、普段とは異なる偉容に来場者からは感嘆の声も漏れた。ライトアップは初めての試みだという。
【沼朝平成30年10月24日(水)号】